The Boost Coffee
ジャマイカ ブルーマウンテンNo.1 クライスデール(50g)
ジャマイカ ブルーマウンテンNo.1 クライスデール(50g)
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ブルーマウンテンの「中身」に目を向ける
「ブルーマウンテン」と聞くと、それだけで特別なイメージが立ち上がる方も多いと思います。世界的に知られたブランドであり、日本でも長く愛されてきたコーヒー。けれど、その中身、どのエリアで育ち、どんな背景を持つロットなのか…までは意識して飲む機会は、少ないかもしれません。
今回取り上げる 「ジャマイカ/ブルーマウンテンNo.1 クライスデール ハイロースト」 は、ブルーマウンテンの中心部に位置する「クライスデール地区」で育ったロットを、日本の喫茶文化とも相性の良い焙煎度である、ハイローストに仕上げました。
そもそも「ブルーマウンテン」とは?
限られたエリアだけが名乗れる、地理的表示コーヒー。
ジャマイカの「ブルーマウンテンコーヒー」は、ジャマイカ東部の山岳地帯・ブルーマウンテンエリアの中でも、定められた区域と条件を満たしたコーヒーだけが名乗れる、保護原産地呼称/地理的表示(GI)コーヒーです。
主な条件はおおよそ次のようなものです。
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指定エリア内(ブルーマウンテン山脈一帯の一部地域)で栽培されていること
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一定標高以上の高地であること
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ジャマイカ当局による品質検査・格付けをクリアしていること
つまり、「ジャマイカで育ったコーヒー」の中でも、ごく一部だけ がブルーマウンテンの名を許されている、というイメージです。
静かに“整っている”一杯を
「ジャマイカ/ブルーマウンテンNo.1 クライスデール ハイロースト」は、
一口目から派手な香りで驚かせるコーヒーではありません。けれど、飲み進めるほどに、
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雑味の少なさ
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ほどよく丸い酸
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黒糖やキャラメルを思わせる柔らかな甘み
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きれいにフェードアウトしていく後味
といった要素が、静かに、しかし確かな説得力を持って立ち上がってきます。スペシャルティコーヒーの世界を旅していると、ときに、「もっと個性的な豆を」「もっと派手なフレーバーを」と、感覚が刺激を求めがちになりますが、そんなときこそ、クライスデールのような整った一杯に立ち返ってみるのも良いかもしれません。
ブルーマウンテンという名前の裏側にある、産地・歴史・テロワール。
その一端を想像しながらカップを傾けると、ハイローストで仕上げられたこのコーヒーが、また少し違った顔を見せてくれるはずです。
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丸みのある酸味や香りが良く、それでいてロースト感のある旨味やコクそして甘みもそれぞれ感じられます。これほどまで美味しいブルーマウンテンコーヒーは飲んだことがありませんでした。最高の味わいです。